猫草は、育ったものをお店で買うか、自分で育てるか悩みますよね。
我が家も初めての猫草は悩みました。
人気の無印のキットにしようか、ペットショップで売ってるすぐ食べられる猫草にしようか、でもせっかくなら家で育ててみたいな・・
悩んでるうちに、
そもそも食べるの?
毛玉対策のおやつで充分じゃない?
とか思ったり。
そして思い切って猫草を水耕栽培してみることにした結果・・
猫草は一週間で育つ!
水耕栽培は育てるのが簡単で、コスパもいいですよ!
猫草の栽培キットは、お店で300円ほどで売られていますが、自宅で水耕栽培すれば1回あたり100円以下でコスパ良し!
ウチのコは猫草食べるかな?
というときの、猫草お試しは自宅で水耕栽培がおすすめです♪
\この記事を読んでわかること/
- 猫草水耕栽培に必要なもの
- 栽培方法
- 失敗例
- ポイント
【猫草】水耕栽培 準備
猫草の水耕栽培は、本当にシンプル。
種まきをして、水を替えるだけ。
一週間で育ちます!
だけど、カビには要注意!!
注意点
猫草の水耕栽培は、カビを発生させないことがポイントです。
猫草は、発芽までは日陰を好むことと、水で育てるという環境上、どうしてもカビが発生しやすくなります。
材料
- 猫草の種
- 猫草を育てる容器
- スポンジ
容器は、オイコスのヨーグルトカップを使いました。
底が広めな割に高さがないので、カビ対策にちょうどいい形でした。
猫草の栽培容器は、浅めの平たい形がおすすめです!
スポンジは、セリアの【1日使い切りスポンジ・水切れが良いタイプ】を使っています。
通常の水耕栽培では、スポンジはもっと目の細かいものがいいのですが、猫草栽培はカビ対策が欠かせません。
猫草は育ってくると根がしっかり張るので、目の粗いスポンジでも大丈夫!
猫草の栽培はカビ対策を優先して、水切れのいい目の荒いスポンジを使うことをおすすめします。
【猫草】水耕栽培 育て方
下準備
猫草の種を半日ほど、たっぷりと水につける。(種まきの下準備)
イネ科の種なので、殻がかたいです。
水でふやかす下準備をすることで、発芽しやすくなります。
種まき(0日目)
スポンジに種をまきます(種まき完了)
発芽するまでは、周りを囲って暗くしてください。
アルミホイルをかぶせておくのがおすすめです。
発芽までは種が乾かないように、スポンジがかぶるくらいまで水を入れます。
発根(1日目~)
早い場合、翌日には発根がはじまります。
白いものが出てるのが見えますか?
根っこです。
発芽(2日目~)
発芽して青い芽が出てくれば、囲いを外して光をしっかり当てます。
あとは、水の入れ替えをしながら育つのを待つ。
発芽後は、水の量を減らします。
4日目~
4日目からの様子はこちら↓
収穫(7日目~)
時期や環境にもよりますが、1週間ほどで食べられるサイズに成長します。
7日目の写真は撮り忘れたので、8日目の様子です。
気をつけていたのですが、9日目の夜にカビを発見しました。
長期間栽培すると、カビの発生は避けられないようです。
収穫にベストなサイズは?
猫草は10cm前後がおすすめ
発芽後の猫草の成長はとっても早いです。
10cm以上育つと、食べ応えはありそうですが、葉っぱの横のギザギザが気になり始めます。
口の中や胃腸を傷つけてしまうのではないかと、わたしは心配です。
猫ちゃんの趣向にもよるとは思いますが、わが家の猫は、若く柔らかい葉が好きで、大きく育ったものは好みません。
【猫草】水耕栽培 わが家の失敗例
わが家初の猫草水耕栽培は、充分な知識がなく失敗しました。
猫草の水耕栽培失敗例をご紹介します。
【猫草水耕栽培】スポンジなし・豆苗プランター直播き
スポンジに種まきせず、豆苗プランターに種を直播きして育てました。
結果、根っこがうまく根付かずグラグラな状態に・・
水の入れ替えや補充の度に、穴の間からイネが抜け落ち、元に戻すという作業が必要となりました。
けれども、イネのパワーは強い!!
グラグラながらも、ちゃんと食べられるサイズまで育ってくれました。
【猫草水耕栽培】室温30℃前後の室内での発芽
室温が30℃近くある時期に、種がすっかりかぶるくらいひたひたの水で発芽を待っていたため、一部の種が腐って、5日経っても発芽率は20%以下でした。
猫草の種は、気温20℃前後を好むため、気温が高くなりすぎる時期は発芽率が悪くなるようです。
また、発芽まではたっぷりの水につけて栽培することを推奨されている方もいますが、猫草は大量の水気を嫌うとの意見もあるようです。
水にしっかり漬け込むのではなく、乾燥しないように霧吹きでスポンジを湿らせて育てています。
【猫草】水耕栽培 ポイント
猫草の水耕栽培をしてみてわかった、育て方のポイントをご紹介します。
- 水は毎日交換する
- 光に当てる
- 液体肥料は不要
- 種の量に注意
- 種の使用期限に注意
- 器をひっくり返されないような対策
水は毎日交換する
水は可能な限り、毎日交換してください。
特に夏場は、1日に一回は必ず交換することがおすすめ。
水の交換を毎日することで、カビやコバエの発生率がぐんと抑えられます!
光に当てる
光に多く当てることで、猫草はより早く成長します。
日中は陽当たりのいい場所に移してあげると、成長のスピードが上がって元気な猫草になります。
もちろん、屋内の光でも猫草は充分育ちます。
液体肥料は基本的に不要
猫草の栽培には液体肥料は不要です。
猫草は、水だけでも充分育ちます。
液体肥料の使用は様子をみて、必要があればで調整してください。
種の量に注意
育てる種の量は多すぎず、少な過ぎず。発芽率を目安に!!
小さなカップで、複数個・時間差で育てるのがおすすめ!!
食べられるサイズの猫草が育つには、1週間ほどかかります。
時間がかかる分、一度にたくさん育てたくなる気持ちはとってもわかります。
けれども、種は程よい量で育てるのがおすすめです。
なぜなら、種が多いとカビ発生のリスクが高まるからです。
逆に、種の量が少なすぎるのもおすすめしません。
まいた種は、全てが発芽するわけではなく、なかには発芽しない種もあるからです。
種に表示されている発芽率を目安に、育てたい量から逆算して種をまきます。
小さめの容器で、複数個・時間差で栽培するのがおすすめです!
小さめの容器だとカビのリスクが少なくなり、時間差で栽培することで新鮮な猫草をいつでもあげられるからです。
種の使用期限に注意
種には使用期限があるので注意!
使用期限を過ぎた種は、発芽率が下がってしまいます。
発芽率が下がるだけならいいのですが、怖いのは、種から虫が発生してしまうこと!!
猫草の種は自然のものです。
同じイネ科のお米同様、猫草の種も、開封後は冷暗所または冷蔵庫保存が推奨されています。
わたしは、過去に5分つき精米されたお米を1年間放置し、虫が発生した経験があります。詳細は割愛させていただきますが・・本当に気持ち悪いです。
安いからと大容量の種を買ってしまうと、思わぬトラブルが発生することがあります。
種を購入する際は、使用期限と管理方法に注意が必要です!
器をひっくり返されないような対策
器をひっくり返されてしまう可能性がある場合は、対策が必要です。
活発な猫ちゃんの場合、器をひっくり返してしまうことがあるかもしれません。
すぐに気づけばいいですが、フローリングやカーペットを長時間濡らしたまま放置してしまうのは避けたいですよね。
たとえば、高さの低い安定性のある器にする、猫ちゃんの登れない場所や猫ちゃんが行かない部屋で栽培するなど、それぞれのご家庭の環境に合った対策が必要です。
そもそも食べるの?
猫による
そもそも猫は肉食なので、本来猫草は必要な栄養素ではないようです。
毛玉対策としてとか、趣向品として食べるのではないかと言われているので、実際にその子が好きかどうかは、あげてみないとわからないです。
わが家の猫は、【食べる】というより【遊んでいる】という感覚です。
【猫草の水耕栽培】まとめ
猫草の栽培は、水耕栽培がおすすめです。
猫草水耕栽培のポイントは以下の通り。
- 水は毎日交換する
- 光に当てる
- 液体肥料は不要
- 種の量に注意
- 種の使用期限に注意
- 器をひっくり返されないような対策
虫が苦手なご家庭は、水耕栽培がおすすめです!!
初めての猫草は、実際に猫が食べてくれるかどうかもわかりませんよね。
水根栽培なら1回あたりの栽培コストは100円以下で、育て方も簡単!!
毎日お水交換すれば、カビやコバエ発生のリスクも少ないです。
活発な猫ちゃんには、容器をひっくり返されないような対策を行ってください。
うちの子が猫草を食べるかわからない・・
という場合は、おうちで水耕栽培がおすすめですよ♪
この記事を読んで、猫草の水耕栽培いいね!と思った方は、ぜひ実践してみてくださいね♪