【チューリップ水耕栽培】65日間 100均やペットボトルを花瓶に活用

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とあるキャンペーンで、チューリップの球根をたくさんいただきました。

ネットを検索すると、チューリップはヒヤシンスなどの球根とは違って水耕栽培には向かないらしい・・・

せっかくいただいた球根だし、きれいに咲かせたい・・・やっぱ土で育てる?

でもマンション住まいのわたしには、土を使った栽培はやっぱりハードルが高い。

そこで、室内での気軽に始められる水耕栽培でチューリップを育てることにしました!

わたしの趣味は家庭菜園。
自宅マンションにて、室内の省スペースでできる水耕栽培で野菜を育てています。

\今回の栽培のポイント

  • チューリップの水耕栽培初心者
  • 普通の球根で栽培(水耕栽培用に春化処理のされていない球根)
  • 1ヶ月冷蔵保存した球根を、12月末から栽培開始
  • 水耕栽培容器が1つしかないため、100均の花瓶やペットボトルを活用
  • チューリップ水耕栽培の記録

\球根がアプリで買えるお花屋さん/

みんなの口コミや、実際に利用した時の様子をレビューしています。

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チューリップ水耕栽培方法

チューリップ水耕栽培が初めてなので、ネットなどで情報収集しました。
調べた結果、手順はざっくりと以下のとおり。

  • 冷蔵庫の野菜室で2ヶ月(春化処理)
  • 栽培容器に入れたら日陰で育てる
  • 芽と根が出て来たら日向で育てる

①冷蔵庫の野菜室で2ヶ月(春化処理)

チューリップの球根に、冷蔵庫の中で擬似越冬を経験させます。(春化処理)

土で育てる場合、秋に植えられたチューリップは寒い冬を乗り越え、やがて春になり、気温が上がってくると芽を出し、やがて花が咲きます。

チューリップの成長には越冬が必要なのですが、水耕栽培で育つチューリップは、越冬を経験することができません。

そこで、冬を擬似体験してもらうために、チューリップを2ヶ月ほど冷蔵保存します。

ちなみに、あらかじめ春化処理のされた【アイスチューリップ】や【春化球根】と呼ばれる球根もあります。
ただ、値段はちょっとお高め。

春化処理のされた球根でチューリップを育てる場合は、春化処理は不要!

②栽培容器にセットしたら日陰で育てる

越冬体験をしたチューリップを水耕栽培容器に移します。

土の中を再現するため、しばらくは日光の当たらない暗い日陰で育てます。

気温15℃位を保てるとベスト!

③芽と根が出て来たら日向で育てる

芽と根がで始めたら日向に移して、水換えをしながら開花を待ちます。

水耕栽培チューリップの記録 2023年度

調べたところ、チューリップの水耕栽培のベストな時期は10〜11月。

遅くとも12月までには栽培を始めたほうがいいらしい。

わたしがチューリップの栽培を始めたのは2023年11月28日からなので、時期としてはギリギリ。

チューリップ球根の春化処理 11月28日(準備)

まずは春化処理。

チューリップが届いたのが11月中旬で、栽培方法に悩んでいるうちに気づけば11月28日になっていました。

最低でも1ヶ月は春化処理が必要との情報を見つけたので、春化処理は1ヶ月行うことに。

慌てて冷蔵庫の野菜室にて春化処理開始。

  • 4種類のチューリップを各3個
  • 合計12個の球根を冷蔵保存

残念ですが、プランターのチューリップはその後、発芽することはありませんでした。

チューリップの水入れ(水耕栽培)開始 12月28日(0日目)

チューリップの水耕栽培は、カビが発生しやすいようで、水にどっぷり浸からせてしまうとよくないよう。

そこで、容器に水を染み込ませたダスターを敷いて、球根を置くことにしました。
不安定なところはスポンジでカバー。

玄関で育て始めました。

発根と発芽を確認 1月3日(6日目)

チューリップを水入れして6日後、発根と発芽を確認できました!

早くも失敗の予感⁈カビ発生のトラブル

発根と発芽が確認できた球根があった一方、カビが発生してしまった球根もありました。
カビが発生したのは、12個中6個。

半分は多い・・。
早くも失敗の予感。

せっかくいただいたチューリップなので、きれいに咲かせたい!!
チューリップの水耕栽培はカビとの戦いになりそうです。

チューリップ球根のカビについて、詳しくは別記事でご紹介しています。

チューリップを水耕栽培で育てる場合、カビの発生を防ぐために、外側の皮をむいておく方がいいようです。

すべての球根の外皮をむいて、状態を確認したところ、2つは回復の見込みがなさそう。

状態がよさそうな4つの球根は、表面のカビを拭き取り、2つはそのまま引き続き水耕栽培を続けました。
そして、残りの2つはベランダにあるプランターで育ってみることに。

新しい容器に移動・光を当てる 1月6日(9日目)

順調に育っていた5つは根っこがだいぶ伸びてきたので、普段野菜の水耕栽培で使っている別の容器に移動させました。

まだ本格的なチューリップ栽培用の容器には移していないので、の容器です。

そして、LEDライトで光を当てて育ててみることに。

室内の窓際に移動 1月13日(16日目)

1週間ほどLEDライトに当てていたのですが、他にも水耕栽培しているものがあるため、場所の確保が困難に・・・

そのため、野菜たちとの兼ね合いで、チューリップを明るい窓際に移動しました。

水カビ発生 1月26日(29日目)

夕方になると窓際は冷えるので、リビング床の上に移動していたところ、夜に水カビを発見。

透明でブヨブヨとしたゼリー状のものです。

5〜6時間前に見た時は何ともなかったのに・・

原因はおそらく床暖房。
床暖房で水の温度が上昇してしまったようです。

幸い、水カビが発生したのは一つのみ。
ティッシュでふきとり、水洗いしてそのまま戻しましたが、その後ほかの球根に水カビが広がることはありませんでした。

もちろん、チューリップも床暖房の入っていない場所へ移動。

水耕栽培の容器に移動 1月27日(30日目)

仮の栽培容器から、最終の水耕栽培容器に移動しました。

家にあるチューリップの水耕栽培に最適な花瓶は、以前3coinsで買った1つだけ。一番右の花瓶のみです。

一方育ってきた球根の数は8つ。

家にある100均商品とペットボトルで、チューリップの水耕栽培をすることにしました。

100均商品で水耕栽培の容器を代用

花瓶が圧倒的に足りないので100均一で小物入れに買ってあったガラスの入れ物を2つ代用。

球根のおしりが浮くように工夫しました。

チューリップの球根を水に浸かりっぱなしにしてしまうとまたカビが発生してしまうので・・

今回は、ダイソーで買った猫よけのとげとげマットで底を浮かせています。

ビー玉を敷いて栽培している方もいるようです。

うちにはあいにくビー玉がなかったので再現できませんでしたが、ビー玉を敷くとおしゃれになりそうですね♪

ペットボトルで水耕栽培の容器を代用

500mlのジュースと、410mlのミネラルウォーターのペットボトルの空きが出たので、ペットボトルを花瓶がわりに。

四角いペットボトルがあったので、横向きにしてカッターで丸く穴をあけました。

水は根っこの先が軽く浸かるくらいに調整します。

球根の数が少ない場合は1つの球根に対して1本のペットボトルを使用した方が、根っこも広々とのびのび成長できると思うのですが・・
今回は複数個の球根のためスペース確保第一にしました。

水入れから1ヶ月後以降のチューリップ成長の様子

気温の影響か、春化処理の期間不足か、育ちは緩やかです。

カビ発生

カビと弾力の出てきた球根は、中にもカビが発生している可能性あり

以前から球根のおしりにカビが発生していて気になっていた球根が1つあったのですが、いよいよ様子がおかしいと確信したので、切って中の様子をのぞいてみました。

詳しくは別の記事で紹介しています。

この球根は、軽く押してみると少し柔らかい感じがしました。ぐにゅぐにゅや、ぶよぶよといった感じではなく、少し弾力のある程度。

カビの発生とともに、球根に弾力が出てきた球根は中にもカビが発生している可能性が高そうです。

発芽はしているものの、根っこが黒ずんで伸びない

発芽はしているものの、根っこが黒ずんできて根っこの伸びが良くない球根は、陽に当てるのが早すぎた?

そしてもう1つ気になっていた球根があったので、こちらも切って中の様子を確認。

この球根は発芽後、光に当てて栽培を始めてから1ヶ月経つのに、根っこの長さが1cmほどで止まってしまいました。

同時期に栽培し始めた他の球根に比べて、5分の1程度の発育状態。

しかも、だんだん黒ずんできたので気になっていました。

真ん中で切ってみると・・

中はきれい!

球根さんごめんなさい( ; ; )

この球根は、もう少し様子を見た方が良かったかもしれません。

黒ずみについては酸素不足(水の量が多すぎた?)や気温かな?

根っこの発育不良については、日に当て始めるのが早すぎた可能性も・・根っこだけ遮光して育てる方がいいのかもしれません。

もう一つ同じ状態の球根があるので、そちらは様子をみることにしました。

開花待ち

チューリップの開花を待っています。

57日目 つぼみ

水入れから57日目に、2つの球根でつぼみを確認しました!

61日目 もうすぐ開花

水入れから61日目、開花まであと少し!

65日目 開花

水入れから65日目で、2本のチューリップが開花しました。

他のチューリップも続々と成長中です。

残念ながら、成長の悪いものもいくつかあるので、引き続き様子を観察していこうと思います。

【チューリップ水耕栽培の記録】

今回は、100均の花瓶やペットボトルを利用してチューリップ水耕栽培をしました。

チューリップは、水入れから65日で最初の花が開花。

今回の栽培のチューリップの開花率は4割でした。

そして、茎が伸びきらず、短いものが多かったです。

これは春化処理期間が短かったことが影響しているようです。

今回の冷蔵庫保存期間は1ヶ月だったので、やっぱりもう少し長く冷蔵保存した方が良かったかも。

サイト内には、最低でも1ヶ月・・との情報がありましたが、今回の栽培結果から、冷蔵庫保存(春化処理)期間は最低2ヶ月はあった方がいいのではないかな・・と思います。

今回は、普通のチューリップを栽培したので、開花まで2ヶ月以上かかりましたが、春化処理のされた球根の場合、もう少し早く花が咲きますよ!

ロスレスブーケで有名な【FLOWER】は、アプリで球根も買えます。

実際に購入した時の様子をご紹介↓

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