発芽したての新芽であるスプラウトは、大きくなるための栄養をたくさん蓄えています。
そんな栄養豊富なスプラウトを【おうちでベジ】を使って育ててみました。
【おウチでベジ】は、専用容器ならではの使いやすさと、ちょっと使いにくいポイントもあったので、レビューも一緒にお届けします。
スプラウト栽培【おうちでベジ】準備
- スプラウトの種
- 【おうちでベジ】
- アルミホイル
- 霧吹き
- キッチンバサミ(収穫用)
その他、雑菌対策にビニール手袋があると安心です。
今回は、100均でブロッコリースプラウトの種を購入しました。
\ DAISOなら2袋で110円 /
栽培容器はスプラウト栽培用の【おうちでベジ】を使用します。
【おうちでベジ】は、種がセットになった商品も販売されているようです。
スプラウトの栽培方法
スプラウトの栽培は、水耕栽培がベストなので、
育て方は、種まきと毎日の水換えだけ。
土の手入れが必要なく、手軽に育てられます。
また、スプラウトは肥料なしで育つので、事前準備をしっかりすれば、一週間ほどで収穫できます。
スプラウト栽培【おうちでベジ】の育て方と成長の様子
種まき前 準備
スプラウト栽培では、事前準備が大切です!
スプラウト栽培の一番のポイントは、菌を繁殖させないこと。
種まき前にはしっかりと手洗いをします。
雑菌の繁殖を防ぐために、石鹸でていねいに洗ってください。
そして、栽培用の容器もしっかり洗います。
種まき
【おうちでベジ】の透明容器に線の辺りまで水を入れます。
白いメッシュのトレーをセットして、水がメッシュの上まで上がってくるようにきれいな指で表面をなでます。
心配な方は、ビニール手袋をつけるとより安心ですね。
DAISOのブロッコリースプラウトの量↓
おうちでベジで育てるなら、2回分くらいの量かな。
メッシュのトレーの上に種をまきます。
発芽までは、種をしっかり水につけておきたいので、水の量は種がしっかり水につかるようにします。
【おうちでベジ】の容器にアルミホイルをかぶせます。
スプラウトの種は暗所を好むので、アルミホイルで光を遮断します。
できるだけ光に当たらない、風通しのいい場所に置いて、発芽を待ちます。
スプラウトの種は、数時間から半日ほど水につけておくと発芽し始めます。
発芽後
発芽後は、水の量を減らします。
種に水が半分かぶる程度に調整。
【おうちでベジ】は、このあたりの水加減が難しいです。
メッシュトレー上のお水の微調整が難しいため、わが家では、上から霧吹きで直接水を調整します。
そして、湿度にも注意が必要。
湿度が高いとカビが繁殖してしまうため、必ず風通しのいい場所で育てます。
水の交換は、朝晩1日に2回以上行うのがベストです。
根っこもぐんぐん成長。
発芽後茎の長さが5〜6cmになった、、日当たりのいい・風通しのいい場所に移します。
たくさんの光を浴びると一気に緑化が進み、青々とすくすく育ちます。
収穫
ブロッコリースプラウトは、発芽から1週間が栄養のピークを迎えるそうです。
収穫は、1週間前後がおすすめ。
今回は、8日目の画像↓
発芽がまばらだったので生い茂っています。
収穫は、キッチンバサミで行います。
根っこは可食部分ではないため、切り落とします。
スプラウト栽培 注意点
スプラウト栽培のポイントは、雑菌を繁殖させないこと!!
湿気の多い梅雨や夏場の栽培は避けた方が無難です。
水が腐ったようなにおいがしてきたときは、雑菌が繁殖している可能性が高いです。
今回はあきらめて、再チャレンジすることをおすすめします。
わが家も一番最初は失敗しました。
見た目はきれいですが、においが・・
スプラウト栽培容器【おうちでベジ】特徴とレビュー
【おうちでベジ】は、スプラウト栽培に特化した商品なので、スプラウトを初めて栽培する方にもおすすめの商品です。
【おうちベジ】スペック
- サイズ 約10.2×14×6.2(高さ)cm
- 素材 トレー・・・・ポリプロピレン
透明容器・・・ポリスチレン - 重さ 約80g
実際使ってみて感じた、便利なところと、残念だと感じたところを正直にレビューします。
【おうちでベジ】の便利なところ
【おうちベジ】でスプラウトを育てていて感じる魅力をご紹介します。
- 絶妙な目の細かさ
- トレー(ふた)があけやすい
- ちょうどいいサイズ感
絶妙な目の細かさ
【おうちでベジ】を使ってみて感じた一番の魅力は、メッシュの目の細かさ。
スプラウト栽培に特化しているだけあって、メッシュの目が細かいです。
トレーの上にまいた種が、下の容器に落ちる心配はありません。
そして、スプラウトの華奢な根っこが通れるだけのサイズはきちんと確保されています。
まさに絶妙な目の細かさ!
そして収穫後の片付けも簡単でした。
目が細かいので、間に根っこが残ってしまうんじゃないかな・・と思ったのですが、根っこがするする抜けて、スポンジで洗えば簡単にきれいになりました。
トレー(ふた)があけやすい
【おウチでベジ】のメッシュトレー(ふた)は、開け閉めのしやすさが抜群です。
指でつめを持ち上げるだけで、簡単にあけられるので、水の入れ替えがしやすい♪
でも、きちんと閉まる。
ちょっとしたことですが、一日の2度の水換えで、開け閉めしやすいのは大事なポイントでした!
ちょうどいいサイズ感
【おうちでベジ】の容器はコンパクトで置く場所を選びません。
他のスプラウト栽培の容器と比べると少し小さめです。
そのため、カウンターはもちろん、キッチンの隅っこなどのデッドスペースにも納まるサイズ感です。
スプラウト栽培のポイントは、いかに雑菌を繁殖させないか。
一度にたくさん育ててしまうと雑菌やカビのリスクが高まります。
わかってはいても、せっかくならたくさん育てたくなるもの。
【おうちでベジ】の容器はコンパクトなので、ちょうどいい量しか育てられません。
育ったスプラウトは、一度に食べる量としてもちょうどいいサイズです。
【おウチでベジ】はスプラウトを育てる量に、ちょうどいいサイズだと感じました♪
【おウチでベジ】残念なところ
【おうちでベジ】は、スプラウト栽培に特化しているだけあって、基本的にすごく使いやすいです。
けれども、水加減が難しい・・
水加減が難しい
【おうちベジ】の透明容器には、目安となる水位の線がついています。
光の加減によっては見にくいかも・・
線を目安に透明容器に水を入れるのですが、メッシュトレーを乗せるとトレーの上の水が、まばらになってしまいます。
そのため、発芽後に水の量を微調整したいときに、水の量の調整が難しいです。
水加減の調整 解決策
水加減の調整は霧吹きで解決できます
水を増やしたい時、水をメッシュの上から直接注ぐと、水流で種が移動してしまいます。
発根を始めたばかりの種は、根っこが安定していないため、発育に悪影響がでます。
そこで、水加減の調整対策としておすすめなのが、霧吹きを使うこと。
霧吹きを使うと、種が大きく移動することなく水加減の調整ができました。
スプラウトは再生栽培できるのか
スプラウトは再生栽培できません。
なぜなら、スプラウトの収穫は成長点ごと切り取ってしまうからです。
成長点とは、細胞が発達して伸びる部分です。
成長点ごと切り取られたスプラウトは、成長が止まってしまうため、再収穫できません。
そのため、再生栽培もできません。
まとめ
今回は、スプラウト栽培容器【おうちでベジ】でブロッコリースプラウトの栽培にチャレンジしました。
スプラウト栽培は、雑菌の繁殖をいかに抑えられるかがポイントです!
欲張らずに適量を栽培することをおすすめします。
種の量調節が難しい方は、ちょうどいい量が育てられる【おうちでベジ】がおすすめですよ♪