スナックエンドウ(ツルなし)を完全室内で水耕栽培しました。
種まきから初収穫までは51日間。
わたしの住む地域のスナックえんどうの種まきシーズンは2月〜3月中旬と10月中旬〜12月上旬です。
けれども、4月に入りSNSでスナックえんどうの収穫を楽しんでらっしゃる方を多く見かけるようになり、スナックえんどうを育ててみたい欲求を抑えられなくなったため、4月下旬から種まきしました。
結果・・6月中旬に無事初収穫を迎えることができました!
今回の栽培で、室内水耕栽培のスナップエンドウはお世話が簡単で、多少時期がズレても、栽培・収穫できることがわかりました♪
\今回の栽培のポイント/
- スナックえんどうツルなしを育てる
- 種まきは4月20日
- 完全室内水耕栽培
- 培地はココピート
- 発芽後はスポンジに移植してハイポニカ液肥で育てる
- LEDライトを1日8時間程度使用
スナックえんどうの育て方
スナック(スナップ)えんどうは、マメ科エンドウ属で、グリーンピースをサヤごと食べられるように品種改良された豆です。
なので、収穫時期が遅れるとマメが膨らみます。
種まきは、地域によって違いはあるものの、大きく分けて春と秋です。
春まきは、2月下旬〜4月上旬
秋まきは、9月中旬〜10月下旬
種まきから、約60日ほどで収穫できます。
ツルありとツルなしがあり、ツルありタイプは草丈が1m以上になりますが長く収穫できます。
一方のツルなしタイプは、草丈は50cm程度ですが収穫期間は短くなります。
今回は室内栽培なので、ツルなしタイプを育てることにしました。
スナックえんどうの水耕栽培記録
種まき(0日目)
ココピートに6粒種まきしました。
スナックえんどうの種は珍しい青色なんだーと思っていたら、この青色は薬剤のコーティングによるものだそうです。
スナックえんどうの種は発芽に強い光は必要としませんが、遮光も必要ないとのことなので、光の加減は気にせず乾燥にだけ気をつけて発芽を待ちました。
乾燥対策として、霧吹きで保湿しながら育てました。
発芽(5日目)
調べたところ、スナックえんどうの種は固くて発芽に時間がかかるので、種を柔らかくして発芽を促すために先に水につけておく方がいいとの情報もありましたが、下処理なしで5日で無事発芽しました。
移植(6日目)
根っこも伸びてきたため、スポンジの培地に移植しました。
ここからは、ハイポニカ液肥入りの水で育てていきます。
2〜3日に1度のペースで、液肥入りの水を入れ換えしていました。
自作の水耕栽培容器です。
水耕栽培容器の作り方は、こちらの記事で解説しています。
存在感の大きい丸っこい種は残して置くべきか、取ってしまうべきか悩みました。
カビが繁殖したりしないかな・・と心配です。
でも、取ってしまって枯れてしまうのも怖かったので、結局種を残したまま様子をみることにしました。
ツルが伸びてきた(14日目)
今回栽培したのはツルなしえんどうなのですが、ツルなしでも自分を支えるためのツルは伸びるようです。
カビが発生(20日目)
残しておいた種に、心配していたカビが発生しました。
他の株は無事だったのですが、全ての株の種を除去しました。
ツル対策のフェンスを自作(41日目)
草丈が低いので、これまで支柱を立てずに育てていましたが、いつの間にかツルが絡まってしまっていました。
自宅にあった33x33cmのワイヤーネットとアルミワイヤーで簡易のフェンスを自作。
つぼみ(42日目)
つぼみらしきものを発見しました。
開花(43日目〜)
白い花が咲きました。
初めての開花を確認後、続々と開花・・
結実(47日目)
花がしぼむと実が見えてきました。
小さいですが分かりますか?
だんだん成長していきます。
収穫(51日目)
初めてスナップエンドウの実を収穫しました。
その後2週間ほどで40個以上のスナップエンドウが収穫でき、まだ花は咲いていたのですが、実が小さくなってきたので6月下旬で栽培を終了しました。
まとめ スナックえんどうの水耕栽培
今回の栽培で、スナックえんどうは室内水耕栽培なら時期が少しズレていても問題なく栽培できることが分かりました。
発芽後のお世話は週に2〜3回程度の水換えのみ。
ツルが絡み合ってきたので、途中で支柱がわりのフェンスを自作しました。
今回育てたツルなしスナックえんどうは、ツルは多少伸びましたが草丈が30cmほどだったので、室内でも育てやすいタイプです。
けれども、収穫量はツルありタイプの方が多いようなので、次回はツルありタイプにも挑戦してみたいです♪