はじめての人でも気軽に取り組める豆苗の再生栽培。でも豆苗の栽培は、育て方を間違えるとカビ発生のリスクがあります!
豆苗に白いふわふわしたものが見えたら要注意!・・それはカビです!!
今回は、豆苗のカビが生えない育て方のポイント3つをご紹介します。
ポイントをしっかり守ることでカビ発生のリスクが抑えられます!
豆苗栽培のヒントになると幸いです♪
また、
豆苗は、何回まで再生できるの?
豆苗を冷蔵庫に入れてたら、買ってきた時より伸びてる気がする。
豆苗は冷蔵庫でも育つの?
の疑問にもお答えします!
\今回の栽培のポイント/
- カビが生えない豆苗の栽培方法の実践
- 買ってきた豆苗を再生栽培で育てる
- 冷蔵庫で育ててみる
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種と容器がセットになっているので、届いたらすぐに栽培スタートできます。
【豆苗】カビが生えない育て方
豆苗にカビが生えない育て方のポイントは、以下の3つ!
- 容器選び
- 水の量
- 気温と湿度
【豆苗】カビが生えない育て方 容器選び
豆苗の栽培は、深さの浅い容器で!
スーパーで買ってきた豆苗は、底1cm位ぎっしりと根が張っていますよね。
豆苗を再生栽培する時は、この根が軽く浸かるくらいの水加減でOK!
そして深い容器ではなく、なるべく浅い容器を選んでください!
豆苗は、少ない水で育てるので、深い容器は不要!
風通しの良い、浅い容器がおすすめです♪
ちなみに、わたしはいつも厚み⒈5cmほど、長方形のお皿を使ってます。
【豆苗】カビが生えない育て方 水の量
豆苗の水の量は、根っこの1/3程度で十分
豆苗は根がぎっしり!
水をあげると一気に水を吸い上げてしまうため、ついたくさんあげたくなりますが・・
水のあげ過げはカビのものに・・
もちろん、冬の乾燥や夏の高温で、明らかに干からびかけていたり、水の蒸発が激しい時は、適時お水を足してくださいね。
そして豆苗の水は、つぎ足しではなく、できるだけ全入れ替えしてください。
そして、毎日交換が原則です!
冬場は1日1回でもOK!
最悪1日くらい交換を忘れても大丈夫かもしれませんが、梅雨や夏は必ず毎日してください!
できれば、1日に2回以上するのがおすすめ。
根っこにぬめりを感じる時は、カビ発生の危険サイン!
早めに気づいて、
根っこを流水でしっかり洗えば回復する可能性大です!
【豆苗】カビが生えない育て方 気温と湿度
豆苗の栽培に最適な温度は20℃前後(±5℃ほど)
湿度の高くなり過ぎない季節、室内での栽培がおすすめ
豆苗は、15〜25℃をキープできる室内での栽培がおすすめ。
トマトやきゅうりなどのように、日光をたくさん浴びた方が美味しく育つ野菜もありますが、豆苗は多くの光は必要としません。
なので、室内の光だけでも十分育ちます。
むしろ光の浴び過ぎで、固く育ってしまうこともあるくらいです。
そして、湿度が高過ぎる環境はカビの原因に。
梅雨時や夏場は注意が必要です。
豆苗の育て方成長を促すテクニック
豆苗の成長を促すテクニックは、カットする場所を間違えないこと!
わき芽を残してカットすること。
スーパーで買ってきた豆苗を再生栽培(リポベジ)するためには、わき芽を残してカットするのがポイントです。
わき芽とは、植物の成長点のこと。
豆苗はわき芽を切ってしまうと成長できません。
なので、最初にわき芽の上でカットしておくのがポイントです!
ちなみに、豆苗のわき芽は2層あります。
一番上のわき目でカットしてください。
豆苗が白くほわほわになるのはなぜ?
豆苗の種にふわふわが発生!
豆苗の豆に発生した白いふわふわは、カビです
【原因】豆苗が白くほわほわになる
豆苗が白くほわほわになる原因は、高過ぎる気温や湿度と、水のあげ過ぎです
人が生活する環境には、空気中にも見えない雑菌がたくさんあります。
高温多湿は多くの雑菌が好む環境。
見えない雑菌が、知らない間にカビを発生させてしまうのです。
【予防と対策】豆苗が白くほわほわになる
豆苗が白くほわほわになるのを予防したいなら、高温多湿の時期に栽培しないこと!
水をあげ過ぎないこと!
梅雨時期や夏場は、そもそもカビの発生しやすい時期。
梅雨や夏場は、食中毒も発生しやすくなりますよね。
豆苗の栽培に最適な時期は、室温と湿度が下がってくる秋から冬・春頃までです。
豆苗のカビを防ぐ一番の対策は、気候のいい時期に栽培することです!
そして、
季節に関係なく、水のあげ過ぎにはご注意を!
カビが生えた豆苗はどうする?
せっかく育った豆苗ですが、処分しましょう!
カビが生えてしまった豆苗は、残念ですが処分することをおすすめします。
豆苗の種部分だけのカビなら大丈夫・・とは言い切れません!
【対処法】カビが生えた豆苗を食べちゃった場合
調理前にカビの存在に気づけたらいいですが、食べた後に気づいてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
SNSにこんな書き込みを見つけました。
辛い思いをされた方もいるよう・・
収穫した豆苗は、食べる前にカビの有無をしっかりチェック!!
怪しい時は、潔く処分!!
【豆苗栽培】何回育てられる?
豆苗の再生栽培は最大2回まで!
実際に栽培してみました。
室温20℃前後をキープできる12月に、室内で栽培した結果・・
豆苗の入っている袋には『2回ほど収穫できます』と書かれていることもありますが、豆の持っている栄養量的には1回が最適だと思います。
豆苗の再生栽培 1回目
1回目は、5日の栽培で収穫量もしっかりありました。
豆苗の再生栽培 2回目
2回目も5日間の栽培でしたが、収穫量が激減・・
豆苗の再生栽培 3回目
全然伸びないので、液体肥料を投入しました。
投入した液体肥料は、ハイポニカです。
液体肥料の宣伝になってしまうくらい、ぐんぐん伸びました!
3回目の栽培は推奨されていないのと、再生栽培の開始から日数が経っているため、3回目は収穫しませんでしたが、カビの発生はなし。
栽培時期や環境が良かったのか、最後までカビの発生はありませんでした。
豆苗栽培は1回がおすすめ
実験の結果・・・豆苗の再生は、(液体肥料で育てると)3回以上できる!
けれども、豆苗本来のもつ栄養を考えると2回が限界。
実際に豆苗を育ててみた、わたしの結論としては・・
豆苗の再生栽培回数は、収穫量とカビ発生のリスクを考慮して、1回がベストだと思いました!
【豆苗栽培】冷蔵庫で育てる方法
豆苗がスーパーで特売だったから買ったっけど、調理を忘れてた。
なんか、伸びてない?
といった経験、ありませんか?
わたしは、ちょこちょこあります・・
買ってきた豆苗は、栄養が豊富なのか、冷蔵庫の中でもぐんぐん育ちます。
そこで、あえて冷蔵庫の中で育ててみました!
冷蔵庫で豆苗を育てる
豆苗の再生栽培を冷蔵庫の中でしてみた結果・・
育ちません
そりゃそうですよね・・豆苗の再生栽培に適正な温度は15℃から。
冷蔵庫のなか温度は、高くても5℃程度なので、再生豆苗が育たないのは当たり前です・・
【豆苗】カビが生えない育て方 まとめ
- 容器選び
- 水の量
- 気温と湿度
豆苗にカビが生えない栽培方法は、気候の良い時期に育てることと、水をあげ過ぎないこと。
そして、豆苗の再生栽培は、1回がおすすめ!
1回目は、収穫量もあり、カビ発生のリスクも低くなりますよ♪
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